W杯でサッカー日本代表を応援しよう!

歴代最強の呼び声高い現サッカー日本代表。
まぁ歴代最強というのはここのところずっと語られている気がしますが、実際にサッカー日本代表って右肩上がりに強くなってきたんですよ。

日本代表の目標はW杯の優勝。これは非常に険しい勝負です。
全世界で楽しまれるスポーツであり、4年に1度の一発勝負、しかもサッカーは得点数が小さいのでジャイアントキリングは起こりやすいルール設計。
それでもW杯を優勝できた国というのは、200近くある国々の中でわずか8ヶ国のみ

しかし、今の日本代表は本当に強い。何かがあってもおかしくないと本気で思えるチームになっています。何かを起こせるだけの戦力は整いました。

1ヶ月後に読んだら、浮かれすぎだと笑われる記事になっているかもしれない。それでも大会前の今だからこそ、全力でW杯を楽しむためにも夢を語っていきたい。

2026 FIFA 北中米 ワールドカップ。書いていきます。


ワールドカップの険しさ

サッカーW杯の歴史を見ると、その歴史は100年弱。

1930年に南米ウルグアイで第1回が開催され、第二次大戦中は中止されたものの今回で23回目。つまり過去に22回行われているわけですが、優勝できた国は上述したように8ヶ国だけ。

ブラジル(5回)、イタリア(4回)、ドイツ(4回)、アルゼンチン(3回)、フランス(2回)、ウルグアイ(2回)、イングランド(1回)、スペイン(1回)。

ここには自国開催での優勝も多く、イングランドの唯一の優勝は自国開催ですし、ウルグアイ&イタリア&ドイツ&アルゼンチン&フランスも初優勝は自国開催。
つまり自国開催以外で初優勝を達成しているのは、ブラジルとスペインだけなのです。
(※ウルグアイは第1回大会の開催国ですが)

8ヶ国しか優勝していないということは、190以上の国・地域が優勝できていない。優勝候補として毎回のように強豪国として紹介される国の中でも、優勝を経験したことのない国は少なくありません。

例えばポルトガル。最高成績は1966年の3位。最近だと2006年の4位
欧州カップでの優勝など実績は豊富ですが、世界最高級のアタッカーであるC.ロナウドを擁してもなお決勝の舞台にすら立てていません。

それからオランダ過去3度の準優勝経験がある銀メダリスト。
とっくに優勝してもおかしくない実績国ながら優勝できておらず、「美しい敗者」から抜け出せずにいます。前回大会でもグループリーグを首位通過してベスト8まで進みましたが、優勝国アルゼンチンにPK戦で敗れてしまいました。

決勝の地を踏むことすらできない地域差

W杯の険しさを語る上で、地域間での格差も挙げなければなりません。

日本の所属するアジアでは、2002年の韓国3位が最高成績(自国開催)。それ以外はベスト4にすら進めていません。(ベスト8には1966年に北朝鮮が進んでいますが、参加国数が少なく決勝トーナメント初戦がベスト8です)
自国開催を除くと決勝トーナメントで勝てていないのが現実。今回はベスト32からのスタートになりますが、たとえベスト16で敗退したとしても1勝するだけでも歴史的快挙です。

地域レベルの高いアフリカも、ベスト4まで進めたのは前回大会のモロッコが初めてです。
過去には南アフリカで初めてアフリカ開催の大会が行われましたし、次回の大会では開催国の1つにモロッコが名を連ねています。番狂わせを毎回期待される存在ですが、今回も波乱を起こせるでしょうか。

最後に北中米。アメリカが第1回大会で3位にきているとはいえ、この時はまだ13ヶ国の小規模な大会。参考外と言わざるを得ません。
それ以外だとメキシコが過去に2度のベスト8を経験しています。アメリカも2002年にベスト8まで進むなど強さを見せていますが、こちらも準決勝まで進めていません
自国開催となる今大会、アメリカでのサッカー人気も上がりつつある中で最高実績を更新できるでしょうか。

……と、このようにヨーロッパと南米以外の地域は決勝に進んだことがありません。ベスト4、ベスト8にも圧倒的な壁があります。打ち破るのは至難の業です。

“歴代最強”の日本の強みとは

サッカーの本場たる欧州の舞台で日本人が活躍して久しい、そう表現できる時代となりました。

いまや毎週のように欧州サッカーで日本人が出場していますし、四大リーグ(英西独伊)でスタメンの地位を獲得している選手も珍しくありません。三笘も久保も鎌田も佐野も、現地では高い評価を受けています。

それに合わせて代表も強くなっています。W杯の前回大会では日本史上初めてとなる2大会連続の決勝トーナメント進出を果たしました。しかもドイツとスペインに逆転勝利するという森保マジック。中立的な観客も多く日本の応援に傾いたのも記憶に新しいところです。

そして直近でもブラジルとイングランドに親善試合かつ相手は2軍だったとはいえ、勝利しました。イングランドにはアウェイの環境で勝利していますし、ブラジルというのは例え親善試合で2軍だとしてもアジア勢に負けるなんて到底許されない国で、失点の原因となった選手が泣いて謝る動画も話題となったほどです。

日本がW杯優勝経験のある8ヶ国のうち、親善試合含めて勝ったことがないのはこれでイタリアのみとなりました。そのイタリアは今回のW杯も予選敗退しているので、大会に出場してくる優勝経験国にはいずれも直接対決で勝ったことがある、ということになります。

日本の強みは”積み重ね”

そんな日本の強みとは、やはり積み重ねでしょう。

日本は開催国であるアメリカ、カナダ、メキシコの3ヶ国を除くと世界で最初にW杯への出場を決定させました。つまり最も準備期間が長かったというわけです。キャンプ地なども入念に調査できていますし、メンバー選考も幾重にもテストを重ねられました。

森保長期政権としての積み重ねもあります。東京世代をアンダーから率いてきた彼は自国開催の東京五輪でもスペイン相手に熱戦を繰り広げ、A代表就任初期にもコパアメリカに参加して当時まだ一線級ではなかった上田や板倉も起用しました。最近もアジア杯でザイオンを使い続けるなど若手の育成にも時間をかけています。

結果として現在は呼ばれていない古橋や旗手もチャンスを与えてきました。Jリーグから選ばないとは言われますが相馬や仲川にもチャンスは与えています。現在欧州所属のメンバーもJリーグ所属時代から起用している選手が少なくありません。
そのうえで選ばれている今のスタメンは監督との付き合いも長く、選手間の関係性も深いものがあるでしょう。

W杯は短期決戦であり、クラブと違って戦術よりも勢いが大事です。前回優勝したアルゼンチンは典型例で、神たるメッシを優勝させたいがために走りまくった絆の力がありました。今の日本代表にも「今回こそ」という強い意志と冷静な戦略眼が備わっており、非常に頼もしいと感じています。

そして今の日本代表のスタッフ陣も積み重ねを象徴するものです。

監督である森保は元日本代表で、彼はW杯をあと一歩で逃した「ドーハの悲劇」を経験しています。そのほか日本の守護神を長く務めた川口、元日本代表10番の名波、Jリーグ得点王の前田、セルティックの伝説中村、元日本代表キャプテン長谷部など、数々のレジェンドが名を連ねています。

それだけでなく選手として長友を、サポートに吉田も招集しており、W杯や海外での経験を豊富に積んでいるスタッフが充実しています。彼らはメンタル面でも戦術面でも大いに活躍してくれるでしょう。食事や睡眠なども重要な要素であり、これまでの日本代表の経験が活かされることに期待できます。

強力な選手たち

各選手について話をするなら、やはり私が最初に挙げたいのは堂安律

W杯で点を取るのは同じような選手だと言われることがあります。日本だとケイスケホンダがその印象が強いですが、前回大会で2Gを決め、2つのプレアシストもしている堂安は、まさしく本番で仕事のできる選手です。

左足からの強烈なシュート、柔らかいクロス、当たり負けないフィジカル、ブラジルにも見せたドリブル突破、そして最後まで攻守に走る献身性。新たなる10番、新たなるWBの形を今大会で世界に見せてくれると期待します。

それから鎌田久保も外せません。

戦術に対する理解の深い彼らはピッチ上においてまるで鳥の目を持っているように視野が広く、3Dにコートを支配してくれます。守備時はプレスを彼らがハメに行き、そのままショートカウンターで仕留める。これは強豪相手にも通用すると信じています。

圧倒的な伊東前田のスピードも日本の強みです。

前回のドイツ戦では惜しくもオフサイドになってしまいましたが、右の伊東が縦に突破してクロスを上げて左の前田に届ける。この二人の電撃的なスピードは攻守にわたって相手の想像を上回るはずです。

シュート職人ことイケメン中村も楽しみです。

とにかくシュートが上手い彼はドリブルにも優れ、三笘のいない今となっては左サイドの攻撃を一手に担う形となるでしょう。縦にも横にも踏み出せる飛び込めないドリブルから放たれる軌道が見えているかのようなシュート。

フランス2部所属の彼はW杯での活躍に懸けているのは間違いなく、また相手側のデータも豊富ではないはずです。その闘志をスコアという形で是非見せてほしいです。

そして一番前の上田と一番後ろのザイオン

日本人離れした上田のフィジカルは、どんな体勢からでもシュートに持ち込めます。走りも早く高さもあり、あのブラジル相手にヘディングでゴールを決めたのは衝撃的でした。

そんな上田のシュート練習を受けるザイオン。彼のGKとしての能力は今大会でも屈指のものがあるでしょう。大会全体を見てもブレイク候補の一人であり、並外れた反射神経と身体能力は非常に頼もしいです。

過去の日本代表との一番の違いはやはりGKであり、ワールドクラスのキーパーが守る今の日本代表ならたとえPK戦になっても勝ち切れるはずです。それだけ頼りになる存在へと成長しました。

ザイオンのキック力も凄いもので、一気に敵陣深くまで蹴りこめます。上田がそれを背負えたらそれだけでチャンスになってしまいますし、そうでなくてもハイプレスとの相性が良いんですよね。今回の切り札と言える戦術でしょう。

バックラインも頼もしい存在が集まっています。

徐々に調子を戻している冨安は稼働できれば鉄壁です。調子の良い鈴木渡辺、不屈の谷口、バイエルンの伊藤、私生活で問題があったもののブレイク候補である佐野……。

海外で戦える選手たちが揃っており、世界のアタッカーたちを止めてくれると期待しています。

個人的なダークホース候補

優勝候補に関しては、他にもいろんなブログやツイート、動画などで回っているかと思います。

スペインとかフランスとかポルトガルとかアルゼンチンとかブラジルとかイングランドとか。
まぁ大方の予想ではスペインとフランスの2強ですね。私はポルトガルが熱いと思いますが。

したがってここには名前のない穴チーム(日本除く)を挙げたいと思います。

コロンビア

コロンビアは南米の国で、まだ優勝経験がありません。
過去最高成績はベスト8。期待に応えられず負けてしまうと「戦犯」の選手が帰国後に射殺されてしまうなどの悲劇も過去には存在した国で、それほどにサッカーに対する熱は大きいです。

そんなコロンビアは今大会の南米予選で3位。(1位アルゼンチン2位エクアドル)
これだけ聞くと2位のエクアドルの方が期待できそうな気がしますが、私はコロンビアを推したい。

ホームとはいえブラジルとアルゼンチンをともに破っているほか、南米予選ではアルゼンチンに次ぐ得点数で攻撃力を示しました。2024年のコパアメリカでも優勝国アルゼンチン相手に決勝で延長戦にまで持ち込んだ2位。事実上の南米2番手はコロンビアと言っても過言ではありません。

そんなコロンビアの強みは、なんといっても円熟を迎えた天才ハメス・ロドリゲスと、バイエルンのイカれたWGルイス・ディアスです。
創造性に富むファンタジスタであるハメスに、豊富な運動量とどこからでも決められるルイスディアスが噛み合うと、その脅威は大会屈指のものとなります。

グループステージの同組はポルトガル・コンゴ民主共和国・ウズベキスタン。アジア人としてウズベキスタンを応援していますが、やはり優勝候補のポルトガルと共にコロンビアが2位以上の成績で突破してくることでしょう。

2位通過の場合はグループLの2位と当たるとのことで、おそらくそれはガーナかクロアチア。私はここには勝てると思っています。その先はスペインが濃厚であり、そこが勝負どころとなるでしょう。スペインに勝てたなら、悲願の初優勝も見えてきます。

コートジボワール

コートジボワールは過去3度の出場経験がありますが、決勝トーナメントに進めたことはありません。まぁ今回は3位でもそこそこの確率で進めるのでベスト32にはいけるでしょうが、その先は初めてのステージとなります。

アフリカ大会では2023年に優勝。直近の2025年ではベスト8でエジプトに敗れてしまいましたが、つい最近に親善試合でフランスに勝利するなど非常に勢いがあります。

かつての英雄ドログバはもういませんが、代わりに世界を驚かせるだろう怪物が潜んでいます。それはライプツィヒのWGディオマンデです。

まさに台風のような選手で、早いのにパワフルでクイックネス。たった一人でカウンターが成立してしまうような局面もあり、まだ19歳の彼は大会中にも成長していくことでしょう。間違いなく世界に知れ渡る名前です。

暑さには慣れているでしょうし、タフな展開になれば彼らのものではないでしょうか。モロッコばかり取り上げられるアフリカ勢ですが、私はコートジボワールに期待したいと思います。

優勝予想の印

暑い上に移動距離が多く、しかもルールもかなりアメリカ仕様に変えられている今大会は、ヨーロッパ勢には不利だと思うんですよね。親善試合で各国が調子を落としているのも偶然ではないのかなと。

私は荒れると踏んでいます。
そこで、この印。

◎ポルトガル
〇スペイン
▲コロンビア
△アルゼンチン
★フランス
♡日本

暑さに比較的強そうな南欧のスペインとポルトガル、それから南米の2強に印を回しました。1番人気を本命にするのはモットーに反するのでポルトガルが本命で。

もちろん応援しているのは日本ですし、あとはブラジルやウズベキスタンも応援しています。コートジボワールやモロッコにエジプトも侮れません。

それから最後に、トルコも紹介していませんが非常に魅力的な若手が揃っていますよ。ギュレルユルディズウズン、この3人は注目です。

日本がこれらの国々を破って優勝してくれるよう、応援していきたいと思います。

根性で起きて試合を見よう!!

北米でやるので時差的に日本時間の早朝から午前中ぐらいが試合開始時間となります。

これはもう海外サッカーなら毎度のことなのですが、根性しかありません。

根性で起きて、4年に一度の祭典を楽しみましょう。

ガンバレ日本!!!