お手上げです。
参りました。ダメです。もうさっぱり分かりません。
もし私のブログを参考にした人がいたら申し訳ないです。いや参考にするのは自己責任でお願いしますが、それでもせっかく見てくれたのに……という気持ちはあります。
何より血統や馬産を語る以上は、クラシックを、しかもダービーを外してはならないですよね。そこが馬産の一つのゴールなんですし、そこで的外れなことを言っているのは救いようがない。
去年のクラシックも酷かったし今年も的外れ。2年連続は厳しいですね。それまでは毎年ダービーは当てていて得意だったのになぁ。
もう何も書きたくないくらいの気持ちですが、振り返りを書いていきます。
一応、恥晒しの予想記事も載せときますね。

瞬発力勝負だった
例年の傾向として皐月賞はペースが流れて外差しが台頭する瞬発力勝負、対してダービーではスローからのロンスパになるイン先行有利の持続力勝負、というのがあります。
2026年 日本ダービー 予想
ただオークスのようなヨーイドンにはならないでしょうから
2026年 日本ダービー 予想
ヨーイドンでした。瞬発力勝負でした。もう笑いすらこみあげてきます。読み返したら念入りに2回もフラグを立てていました。逆神かな?
参考までにダービー後半6Fラップを比較してみましょう。
| 年 | 前半6F | 後半6F | 全体時計 | 青嵐賞 |
|---|---|---|---|---|
| 2026 | 72.9 | 12.1ー11.9ー11.6ー11.2ー11.5ー11.5 | 2:22.7 | 2:24.1 |
| 2025 | 72.1 | 12.1ー12.5ー12.2ー11.8ー11.3ー11.7 | 2:23.7 | 2:23.8 |
| 2024 | 74.8 | 12.7ー11.7ー11.3ー11.1ー11.2ー11.5 | 2:24.3 | 2:26.3 |
| 2023 | 72.8 | 12.8ー12.4ー11.9ー11.6ー11.9ー11.8 | 2:25.2 | 2:25.6 |
| 2022 | 70.6 | 12.3ー12.0ー11.8ー11.5ー11.7ー12.0 | 2:21.9 | 2:26.5 |
| 2021 | 72.7 | 12.8ー11.7ー11.4ー11.5ー10.8ー11.6 | 2:22.5 | 2:23.2 |
※青嵐賞の時計は馬場の速さの参考。なお2021年のみミドルペースです。
ダービーに出てくるような馬達は本気で走ると11秒前半が連続で出るので、大体そのあたりが最高速になるわけです。反対にダービーのような高速馬場で12秒というのは助走です。
表記しているのはあくまで個別ラップではなく全体ラップなので、例えば22年とか23年は大逃げみたいな形になっていたので若干分かりにくいものの、差してくる馬はそのラップより先頭まで詰めた時計分だけ速い時計を刻んでいるという理解をしてもらえればと思います。
波形にした方が分かりやすいかもしれませんが、こうして並べてどのタイミングで全力疾走しているかを考えるのが瞬発力/持続力の判断の助けになります。各年の説明はしませんが、2022年だけ縦長の差し決着なので注意してください。
さて今年のダービーが瞬発力勝負だったという話ですが、最後の減速幅はかなり小さいんですよね。パントルナイーフとロブチェンが差してきてるわけですが、途中から番手を走っていたバステールも大して離されてない、すなわち減速していない。
レース映像を見ると直線に入る4角出口でロブチェン松山は手を動かしていますし、公式ラップも11.2なので残り600~400の区間が各馬の全速力スパートでしょう。11秒前半が残り3Fから出ているので瞬発力戦の範疇と言えるんですが、最後に減速していないのは上位がいずれも持続力型だから。
今回、瞬発力に優れた馬がいればロブチェンは届いていなかったと思います。そういうペースだったし、だから距離さえ持てばリアライズシリウスは逃げ切れていたと思います。逆に考えるとロブチェンが後ろで堂々と運んでくれていたのに前が差されてしまったというのは、正直前の馬が足りなかったなと感じてしまいます。
レースが終わった直後に「デサイルのダービーのデサイルミラノ抜きなのか、タスティエーラのダービーのハーツコンチェルトもうちょい強いパターンなのか」というツイートをしたんですが、このラップを見る限り後者ではないかなと感じています。
タスティエーラのダービーは瞬発力型のタスティエーラが持続力型のソールオリエンスやベラジオオペラから凌ぎ切ったレースでした。ハーツコンチェルトに乗っていた松山は早めに踏んで、持続力勝負の競馬で挑んだので後ろから間に合うことができました。(瞬発力戦に付き合ったノッキングポイントは届きませんでした)
今回のロブチェンはハーツコンチェルトほど早くは踏んでないように見えますが、それでも届いた。それは前にタスティエーラのような馬がいなかったからだと思いますね。瞬発力型のリアライズシリウスもライヒスアドラーも距離が長かったのが救いだったのではないかと。
逆にノッキングポイント同様に後ろから届かなかったのがゴーイントゥスカイ。リズム重視で運んだ結果なのでしょうが、正直残念な結果になってしまいましたし、上がり最速なので底を見せていないと感じます。着順や着差は位置の差でしかないかなと思っていますね。もちろん位置を取れるのがロブチェンの強みなわけですが。
世代レベルというかダービーのレベルを語るのであれば、私はあまりこのダービーは高く評価できないです。もっとも持続力型の馬達が瞬発力勝負をしているのですから低パフォーマンスになってしまうのは仕方ないかなとも思います。
例えばバステールが前に行ききってキセキみたいにそのまま先頭で直線向くようなスペシャルをしてたら状況はかなり違ったでしょうね。
あるいはロブチェンが前にいたら後ろが早めに仕掛けるので変わっていたでしょう。それこそデサイルのダービーはミラノが前にいたから早めにペースが上がったわけですし。
3冠の可能性は
ダービーを見た上で、秋に逆転できそうなのはゴーイントゥスカイと、間に合えばベレシート。ゾロアストロは彼自身がやや3000は長いかなと感じるので、距離の観点から見て逆転できそうなのはこの2頭だと考えています。
ただべレシートは間に合うか疑問符ですし、ゴーイントゥスカイも距離と成長力への懸念はあります。ここまでの経緯を考えると、上がり馬にドゥレッツァみたいな馬がいるかどうかですね。求められるのはスタミナではなく足の速さ。ロブチェンを突き放せる馬がロブチェンより前にいれば、わからないかと思っています。
それからロブチェンの馬体重。ちょっと重いですよね。血統からは長くてもいけそうですが、520とかで本当にステイヤーなのか。ダービーでも少なくともステイヤーには見えませんでした。菊花賞は多少はごまかしが効くとはいえ、やはり2400〜3200の馬が勝つものですし、勝ち切るには距離に対応する調教と騎乗が必要かなと思います。
ただ、あの馬は自在性もありますし調教師も杉山なので、やっぱり3冠あるんじゃないかなと思わざるを得ません。私の肌感ですと、89%です。
ぶっちゃけ持続力勝負ならダービーも後ろ3馬身は突き放すと思っていたくらいには彼の能力を買っていますからね。それだけ皐月賞の勝ち方は凄まじかった。またその強さを秋に見せてほしいと思います。