今までインプットをおざなりにして生きてきたことを反省し、アニメや映画やラノベを見てブログに感想と学びを書いていこうと思い立ちました。
そうして始まった【感想と学び】シリーズの18作目、ラノベ【許嫁が出来たと思ったら、その許嫁が学校で有名な『悪役令嬢』だったんだけど、どうすればいい? 4巻】を書いていきます。
ネタバレもちろんあります。作品の説明は最低限にしかしません。
1~3巻の記事はこちら。
簡単な紹介
シリーズ4作目。前回3巻の続きでバスケの大会からスタート。
藤田と有森というサブキャラ2人が晴れて付き合うことになる。
最後に京都から来訪者が現れて、次回をお楽しみにという引きで終わる。
感想
今回は学びはなしで。
いやね、ごめんなさい。正直内容がそんなになくて。
有森が藤田を好きになったのは3巻の話で、その藤田も別に有森を嫌っていたわけではなかったし、この2人が付き合うことに驚きはないんですよね。桐生とイチャイチャしているから瑞穂からの告白に対して動じないのも当然分かっていた流れですし。
この4巻、ほぼサプライズがないんですよ。起承転結なら承の部分が大半だったというか。
いやもちろん藤田が別の女の子と歩いてて~という転はあるし、その女の子は実は藤田狙いなんかじゃなくて有森が激怒してと、話には一応山と谷があるんですが。
でもそれ、全部サブキャラなんですよ。この物語において藤田は残念ながらメインキャラではない。有森は言うまでもないですし。
だから、なんていうかRPGで言えばサブクエスト消化って感じの話でしたね。本筋はほぼ進んでない。
まぁこういうのも現代のトレンドなんでしょうか。あまり主人公が中心すぎないみたいな。俺ガイルとかユーフォだと主人公は傍観者の立場でありながらも主体的に行動してはいたものの、この作品では完全に他の1人になっています。
私の好みの話になってしまいますが、ちょっと薄味に感じてしまいましたね。有森が幸せそうなのはよかったなぁと思いますし、そこは凄くほっこりしたんですけど。
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